安い玄米と高い玄米の違い|違いを確認する5つのポイントと購入方法


「健康のために玄米を始めたいけど、できるだけ安く手に入れたい」
「安い玄米って、品質は大丈夫?高いものと何が違うの?」

このように、玄米の価格について疑問や不安を抱えていませんか。

玄米は白米に比べて価格が高いイメージがあり、購入をためらってしまう人も少なくありません。しかし、価格だけで選んでしまうと、「味が美味しくない」「小石が混じっていた」といった失敗につながる可能性もあります。

この記事では、安い玄米と高い玄米の違いを生む5つのポイントから、具体的な購入方法まで詳しく解説します。

なお、mybrownでは、全国各地の玄米を試せるサブスクサービスを展開しています。一食あたり100円程度(※)から始められるお手頃価格です。高品質な美味しい玄米を探している方は以下より詳細をチェックしてみてください。

※150g(炊飯後)での計算

安い玄米と高い玄米の違いを確認する5つのポイント

玄米の価格は、さまざまな要因によって決まります。なぜ価格に差が生まれるのか、その理由を知ることで、安くても品質の良い玄米を見分ける力が身につきます。

ここでは、安い玄米と高い玄米の違いを確認するための、特に重要な5つのポイントを紹介します。

  • 産地の違いを確認する

  • 品種による特徴を把握する

  • 精米・加工の工程を確認する

  • 栽培方法を確認する

  • 等級や人気度を確認する

これから詳しく解説する内容を参考にして、賢い玄米選びを実践しましょう。

産地の違いを確認する

玄米の価格を決める大きな要素の一つが「産地」です。お米の名産地で栽培された玄米は、高値で取引される傾向があります。

名産地と呼ばれる地域は、お米の栽培に適した気候や豊かな土壌、清らかな水といった条件が整っています。恵まれた環境で育った玄米は、粒が大きく、風味や甘みが豊かになるため、品質が高く評価される傾向です。

代表的な名産地としては、新潟県の魚沼地方や北海道、秋田県などが有名です。このような土地で収穫された玄米は、ブランド米として市場で人気があり、価格も高めに設定されています。

品種による特徴を把握する

玄米の価格は、お米の「品種」によっても大きく変わります。品種ごとに味や香り、食感が異なるため、人気のある品種ほど価格が高くなるのが一般的です。

例えば、「コシヒカリ」や「あきたこまち」、「ひとめぼれ」といった全国的に知名度の高い品種は、多くの方に好まれる美味しさから需要が高く、価格も安定して高値を維持しています。

一方で、特定の地域でしか栽培されていない希少な品種や、新しい品種なども存在します。人気の品種は確かに美味しいですが、自分の好みに合うかどうかは別の話です。

価格を抑えつつ美味しい玄米を探したい場合は、知名度だけでなく、さまざまな品種の特徴を調べて試してみるのも良い方法です。

精米・加工の工程を確認する

収穫された後、どのような「加工工程」を経ているかも、玄米の価格に影響します。手間のかかる工程が多いほど、コストが上乗せされ価格は上がります。

玄米は、稲から籾殻(もみがら)を取り除いた状態のお米です。しかし、そのままでは小石や色の悪い米(未熟粒)などが混じっている可能性があります。

そのため、食用として販売される玄米は、異物を取り除き、粒の大きさを揃える「選別・調整」という工程を経るのが一般的です。

選別工程を丁寧に行うほど、人件費や機械のコストがかかるため、玄米の価格は高くなります。逆に、価格が安い玄米の中には、選別が十分に行われていないものもあります。安さには惹かれますが、品質のばらつきや異物混入のリスクがある点を理解しておきましょう。

栽培方法を確認する

玄米の「栽培方法」も、価格を決定づける重要なポイントです。特に、農薬や化学肥料の使用を抑えた栽培方法ほど、手間とコストがかかるため価格は高くなります。

栽培方法には、主に以下の種類があります。

栽培方法

特徴

有機栽培

農薬や化学肥料を原則として使用せず、有機肥料で育てる。手間と時間がかかる。

特別栽培

農薬や化学肥料の使用量を、地域の慣行レベルの半分以下に抑えて栽培する。

自然農法

農薬や化学肥料を一切使わず、自然の力を活かして育てる。

慣行栽培

地域で一般的に行われている方法で、必要に応じて農薬や化学肥料を使用する。

有機栽培や特別栽培で育てられた玄米は、安全性へのこだわりが強く、その分価格も高めに設定されています。価格を安く抑えたい場合は、慣行栽培の玄米が主な選択肢になります。

等級や人気度を確認する

玄米の品質を示す「等級」や、味を評価する「食味値」、そして市場での「人気度」も価格に反映されます。品質が高いと評価されるほど、価格は上昇します。

日本の米は、農産物検査法に基づいて品質が検査され、「一等米」「二等米」「三等米」「規格外」の4つの等級に分類されます。この等級は、整った米粒の割合(整粒歩合)や、虫食いの有無、透明感など、見た目の美しさで決まります。最も評価の高い一等米は、粒が揃っていて美しく、価格も高くなります。

また、専用の機械で測定される「食味値」という味の指標も存在します。この数値が高いほど美味しいお米とされ、価格も上がる傾向にあります。等級や食味値が高い人気の玄米は、市場での需要が高まり、価格に反映されるのです。

お米と玄米はどっちが安い?

「玄米は精米していない分、白米より安いのでは?」と思うかもしれませんが、同じ品種であれば玄米の方が白米よりも価格が高い傾向にあります。

その理由は、主に2つあります。


一つ目は、食用にするための手間です。白米は籾殻を取ってから精米するだけで完成しますが、食用の玄米は、籾殻を取った後に小石や未熟な米などを取り除くための特別な選別工程が必要になります。

この手間と人件費が、価格に上乗せされるので高価です。

二つ目は、需要と供給のバランスです。日本では白米の消費量が圧倒的に多く、玄米の需要はまだ限られています。そのため、生産量や流通量が少なく、結果として一袋あたりの単価が高くなりやすいです。

もちろん、品種や産地、栽培方法によっては白米より安い玄米も見つかりますが、一般的には玄米の方が高価であると覚えておきましょう。

玄米の価格についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

玄米の値段は白米よりも高い?高い理由や購入する際に注意する4つのポイントを解説

安い玄米がおすすめできない理由

価格の安さだけで玄米を選んでしまうと、後悔するかもしれません。安い玄米には、価格が抑えられているなりの理由があるからです。

安い玄米をおすすめできない主な理由は、以下の通りです。

  • 品質が安定しない

  • 見た目や食感が悪い

  • 異物が混入している

  • 産地や品種が不明確

複数の品種や産地が混ざった「ブレンド米」や、収穫から時間が経った「古米」が使われている場合があり、美味しく感じられないこともあります。

また、農産物検査で「一等米」に満たない等級の低い米が使われている可能性があります。粒が不揃いだったり、割れた米が多かったりするため、炊き上がりの食感が悪くなりがちです。

食用としての選別が十分に行われていない商品の場合、小石や籾殻、草の種などが混入しているリスクがあります。食べる前に自分で取り除く手間がかかります。

「複数原料米」と表示されている商品は、どの地域の、どの品種のお米が使われているか分からないため、安心して食べられないと感じる方もいるでしょう。

毎日食べるものだからこそ、安さだけでなく品質にも目を向ける必要があります。

玄米を購入するなら安さより質の高いmybrownのサブスクがおすすめ

安い玄米のリスクを避け、毎日安心して美味しい玄米を食べ続けたいなら、品質にこだわった「mybrown」のサブスクリプションがおすすめです。

mybrownでは、全国の契約農家が育てた有機栽培や自然栽培の玄米を厳選して使用しています。産地や栽培方法が明確で、品質が安定しています。

玄米をわずかに発芽させており、パサつきがちな玄米の食感を改善し、ふっくらと炊き上がります。

また、異物混入のリスクを減らすため、選別・調整の工程を徹底している商品です。

サブスクリプションなので、定期的に自宅へ玄米が届きます。重いお米を買いに行く手間が省け、買い忘れの心配もありません。

mybrownでは、安さだけを追求するのではなく、お客様が満足できる高品質な玄米をお届けすることにこだわっています。

安い玄米を購入する2つの方法

品質のリスクを理解した上で、それでも「まずは安い玄米を試してみたい」という方のために、安く購入できる具体的な方法を2つ紹介します。

それぞれの方法にメリットとデメリットがあるため、ご自身のライフスタイルに合った方法を選びましょう。

  • 実店舗で購入する

  • 通販サイトで購入する

これから、それぞれの購入場所の特徴と、より安く手に入れるためのコツを解説します。上手に活用して、お得に玄米を手に入れましょう。

実店舗で購入する

実際に商品を見ながら玄米を選びたい方は、実店舗での購入がおすすめです。店舗によっては、中間コストを抑えた商品や特売品に出会える可能性があります。

安い玄米が見つかりやすい主な店舗は以下の通りです。

  • 農産物直売所

  • 業務スーパー

  • 大手スーパーマーケット

  • ディスカウントストア

ただし、店舗によって品揃えや価格は異なります。いくつかの店舗を回ってみたり、チラシをチェックしたりして、お得な商品を探すのがよい方法です。

通販サイトで購入する

重いお米を自宅まで届けてくれる通販サイトは、ポイント還元やセールをうまく活用することで、実店舗より安く玄米を購入できる場合があります。

お得に購入できる主な通販サイトは以下の通りです。

  • Amazon

  • 楽天市場

  • Yahoo!ショッピング

  • 生産者直販サイト

通販サイトは品揃えが豊富で、全国各地の玄米を手軽に比較検討できるのが魅力です。購入者のレビューを参考に、品質を見極めることもできます。

質の高い玄米を手軽に味わうなら「mybrown」がおすすめ

この記事では、安い玄米と高い玄米の違いを見分ける5つのポイントから、価格差が生まれる理由、安価な玄米を選ぶ際のリスク、そして具体的な購入方法までを解説しました。

「できるだけ安く玄米を手に入れたいけれど、品質には妥協したくない」というあなたの悩みを解決するためには、価格の背景にある産地や品種、栽培方法などを正しく理解することが重要です。

安さだけを追求すると、味や安全性で後悔する可能性があります。毎日安心して美味しい玄米を続けるためには、信頼できる品質の玄米を選ぶのが賢明な選択です。

なお、mybrownでは、全国各地の玄米を試せるサブスクサービスを展開しています。一食あたり100円程度(※)から始められるお手頃価格です。高品質な美味しい玄米を探している方は以下より詳細をチェックしてみてください。

※150g(炊飯後)での計算